こんにちは、看護師転職アドバイザーMIHOです。



病気やけがには痛みがつきものです。



少々の痛みなら我慢することはできても、精神を蝕むほどに強い痛みには、痛み自体に働きかける『疼痛緩和ケア』が必要になります



今日は、疼痛ケアの手法と実施のポイントについて説明します。



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がん患者さんへの疼痛緩和看護




『疼痛ケア』や『緩和ケア』というと、がん患者さんを連想する方が多いと思います。



がんは内臓への癌侵食や血管閉塞、末梢神経浸潤、骨転移や脳内転移、白血病罹患による全身出血等、それ自体が痛みを伴う疾病です。



それに加えて手術による痛みや放射線治療後の副作用による痛み・倦怠感、化学療法による痛み・倦怠感などもあり、疼痛緩和ケアが必要な疾病の代表的存在とも言えます。



また、治療や手術の後、体が衰弱することで褥瘡や腹痛、帯状疱疹痛、口内炎などの副次的な痛みも起こります。



がん患者さんへの疼痛緩和ケアの実践




痛みは精神的苦痛が多いと強くなる傾向にあります。



ですから、疼痛緩和ケアを実践する前や実践中に、患者さんの訴えに耳を傾け、どのようなときに痛みを強く感じるのか、どの程度の痛みなのか、痛みの種類(刺すような痛み・焼けるような痛み・鈍い痛み等)はどのようなものなのか等、患者さんの表現や言葉、身体の状態や苦痛などをしっかりと把握しておくことがもっとも大切な看護技術だと私は思います。



その後、非オピオイド系薬剤を使用して疼痛緩和を実施しますが、充分な効果が見られないときは、ステロイド系薬剤や強オピオイド系薬剤、抗うつ剤、抗けいれん剤などの鎮痛補助剤の使用を実施します。



また、痛みが強く、内服が難しいと判断される場合には、持続皮下注射の方法に切り替え、疼痛緩和の効果が早急に現れるように調整します。



術後創部疼痛ケア




腹腔鏡手術は傷が小さいために創部に疼痛が生じることは少ないのですが、開腹手術等の創部が広域にわたる場合は、激しい痛みが生じることがあります。



創部疼痛は術後2~6時間後にもっとも強く表れ、1~2日ほど経過すると自然に和らいでいくことが多いです。



術後創部疼痛ケアの実践1;鎮痛剤と腹圧緩和




疼痛の程度や頻度を正確に把握し、鎮痛剤を処方します。



また、痛みが生じていないときでも、就寝前や起床前などに予防的に鎮痛剤を使用することもあります。



開腹手術の場合、腹圧によって痛みが強くなることもありますので、腹圧が強くかからないよう、電動スイッチでベッドを45度程度に起こしてから体を起こしたり、安楽枕を脚の下に置いたりするなどの実践的な方法を患者さんにアドバイスします。



術後創部疼痛ケアの実践2;罨法




体表に熱感があるときは、冷罨法で痛みを軽減することができます。



反対に、腹部を温罨法によって緊張緩和を促し、腹部膨満感や腹部への痛みを軽減することもできます。



腰痛にも温罨法は効果的ですので、私もそうですが、接骨院やマッサージ店などで『温パック』を実施している方も多いのではないでしょうか。



ただし、罨法を実施する部位に浮腫や出血、炎症がある場合は、症状が悪化してしまいますので、絶対に温罨法を使用しないようにしてください。



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骨折患者さんへの疼痛緩和ケア




日常で運動をしている学生さんなどは、骨折することが多いですよね。



骨折によっても、激しい痛みが生じることがあります。



骨自体には神経は通っていませんので痛みは感じませんが、骨の周りの骨膜や骨周囲の組織が炎症を起こすことで激しい痛みが生じるのです。



鎮痛剤を処方して、内服薬による疼痛緩和を実施しますが、炎症を抑えることで根本的な痛みに対処することができますので、患部を冷やし、患部を高く上げて、患部に血が滞留して炎症による腫れが悪化しないようにします。



痛みが長期間続く場合には、複数個所が骨折もしくは転位していることなどが多いです。



骨折部位以外にも腫れや炎症が見られる場合には、すぐにレントゲン検査を実施し、適切な処置を実施しましょう。



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